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レタスの育苗と定植までの管理

レタスの育苗と定植までの管理

レタス栽培での育苗は、栽培結果の良否に与える影響が大きく、抽たい・変形球・病気の要因となります。そのため、育苗技術の向上で様々な課題を克服することができます。
本編では「スライド式播種(はしゅ)器」での育苗方法をご紹介します。各産地での気象条件・風土に合った育苗技術を確立するための参考になれば幸いです。

1)準備  冷蔵庫で2日以上貯蔵したコート種子

2)作業

①培土を「トロ舟」の中でスコップを使ってよくかくはんする。(発芽・揃いが良くなる)※注意
②土詰めは均一に固く詰める。隙間が空かないようにする。
③ドブ浸けかん水する。「トロ舟」に水を薄く張り、育苗箱を沈め、底面からかん水する。このとき、上部まで水が上がってくるのを確認する。
④「穴空け器」で播種穴を開ける。穴の深さは3mmから5mmとする。
⑤「スライド式播種器」で播種する。種子が各セルの真ん中に落ちていることを確認する。

※注意 ①のかくはん時に水分補給すると③のドブ浸けかん水時間が短縮できる。

⑥覆土を「移植こて」で均一に振り、「ならし板」で表面を軽くならす。
⑦霧状散水器で覆土が濡れる程度に散水する。
⑧育苗箱を重ねて、発芽まで新聞紙・寒冷紗等で覆い乾燥を防ぐ 。
⑨発芽したら被覆をとり、雨よけ施設で管理する。被覆をとり遅れると苗が徒長する。
⑩腰高ベンチに育苗箱を置き、育苗箱底部から光が入るようにする。

3)発芽適温と育苗

4)管理の注意事項

①適正温度を保つために、夏は寒冷紗等で温度を下げ、冬はヒーター等で加温する。
②多湿は病気の原因となる。育苗施設の換気に注意する。
③かん水は底面かん水(ドブ浸け)が理想。上部かん水は生育ムラ・病気の原因ともなる。
④害虫はフェロモントラップ等で捕虫する。
⑤ガッチリした苗を適期に定植するために、徒長苗 老化苗にしない。

5)定植時の注意事項

①定植直前に殺菌剤等の散布で病気の予防をする。
②ドブ浸けかん水をしてから植える。
③黄色苗・徒長苗・病気苗は植えない。
④苗の大きさを揃えて植える。
⑤定植後、かん水等で活着を良くし、本圃で黄色化させない。

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