株式会社三重興農社の想い

● 現 代 種 

日本の農業は、「種づくり」の歴史でもあります。
食生活が豊かさを増すとともに、より品質の高い「種」が求められ、品種改良が行われてきました。近年では、嗜好の多様化・食品の安全性を求められるようになり、このようなニーズに応えるための「品種改良=種づくり」の重要性が高まっています。
つまり、「味・香り・大きさ・形」等に優れた付加価値の高い「種」をいかに安定供給できるかが、21世紀の日本農業の課題となっているのです。
当社では、こうした現状を直視しながら「種」を通して農業の発展と、食生活の向上に努めていきます。

●農業を動かす"ネットワーク"


■種で結ぶ情報網
ニーズの高い品種を確実かつ大量に生産するために、他品種と自然交配する確率の低い海外に採種場を設けるケースが増えています。
こうした海外での採種場設置の流れにそって、当社でも優秀な採種場や、その候補地を訪ね、環境や風土、土壌などの調査を行い、情報の収集をはかっていま す。また、土地柄に適した種の選定や、生産のための技術指導を現地で行うこともあります。
こうした地道な情報活動は、やがてグローバルな情報交換のネットワークへと発展し、当社が世界の地域農業や市場動向をいち早く知るために役立っています。

●21世紀のキーワード、"高付加価値"


■望まれる農作物の高付加価値化
近年、日本人の食生活は、かつてないほど豊かなものになり、輸入農作物よりも「おいしく、安全で信頼のおける国産の食品を・・・」このような消費者の声が増えています。
こうした消費者のニーズに応えていくためには、良質な種を安定供給する事が必要となります。当社では、味や香り、大きさ、かたちに優れた「高付加価値」な 品種の種の提供を基本に、21世紀の豊かな農業と食生活づくりに貢献していきます。



●農業から脳業へ

種や苗木を売る事だけが、当社の仕事ではありません。市場動向にあった 人気商品の提案や、おいしい農作物をつくるための技術的なノウハウの提供など、農業に関わる総合的なコンサルティング活動も当社の大切な仕事です。そのた め、消費者・生産者・種苗業者との情報ネットワークを構築し、つねに生きた情報の活用に努めています。「農業から、情報力を活かした脳業へ」。当社では、 このテーマのもとで、新しい時代にこそ必要な価値を提案していきたいと考えています。


●株式会社三重興農社の営業種目

 
 
●種子販売
大根なら120種類。キャベツなら400種類。ニンジンなら・・・。いろんな個性をもった種を豊富に取りそろえ、土壌・風土などの環境や生産目的にかなった良質な種を農家を中心に提供しています。
  ●コンサルティング
実際に種を販売した農家の畑まで足を運び、育成状況などについて観察や聞き取り調査を行っています。また、会話を通して、農業全般についての技術支援やアドバイスも行っています。
  ●農業資材の販売
本社では、種だけでなく、肥料や消毒剤をはじめ、園芸用品、農耕用具・機材など農業を営む上で必要な資材を取りそろえています。
         
 
 
●草花販売
農家から直接仕入れた草花の販売も店頭で行っています。
手塩にかけて育てた草花は農家にとって我が子のようなもの。
一本一本丁寧に、愛情をもって
扱っています。
  ●一般消費者向け小売販売
各店舗では農家や、一般消費者向けの小売もしています。
農業や園芸経験の豊富なスタッフが樹木・肥料の配合、消毒剤などについてアドバイスを致します。
  ●自然食品
直営店の自然食品の店
"ラディッシュ(近鉄四日市駅前/諏訪店2F)"では、健康と自然をテーマに、有機野菜・果物・自然食品などを取りそろえています。
 
 
潤いある環境づくり
 
温泉利用の省コスト温室
1945年に設立。鈴鹿サーキット(写真左下)などの緑化事業をはじめ、緑地や公 園・庭園の設計・造園管理を行っており、その他に庭園用・緑化用の樹木・ポット苗の生産販売も手がけています。当社とは技術提携関係にあり、当社が受注し た緑化事業など樹木に関する事業は、清和園が行っております。   1985年、当社が発起人となり、新地域農業生産総合振興対策事業として農林水産省の協力を得て発足しました。汲み上げた温泉の熱を利用した省エネルギータイプの温室で省コストを実現。ご依頼に応じて、低コストで良質な花苗を栽培生産致します。