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東京インキ株式会社 PVAフィルム カラぬ~く

「カラぬ~く」とは

「カラぬ~く」の構造

「カラぬーく」は、吸湿性の高いPVA(ポリビニルアルコール)を初めてフィルム面として使用したまったく新しい農業用フィルムです。

ほかにもPVA素材を使用した農業用被覆資材はありますが、いずれも糸にして織り込んであったり、編み物にして素材の一部として使用しているので通気性があり、保湿力を低下させます。しかし、「カラぬーく」は唯一のPVAのフィルム製品なので通気性がありません。

「カラぬーく」の構造は、PVAフィルムに補強用の延伸ポリクロスを筋ラミ法で貼り合わせることで、本来のPVAの特性を損なうことなく十分な強度を有する製品が可能になりました(第1図)

「カラぬ~く」の特長

すぐれた除湿性

前項でも述べた通り「カラぬーく」の主素材であるPVAは吸湿性が高く、ハウス内の湿度を速やかに吸湿し加湿状態を防ぎ、湿度による灰色かび病などの抑制になります。

また、花卉栽培においてはボタ落ちによる花シミが激減したなど、多くの喜びの声も聞かれます。

一般のフィルムは、特に年月が経過するにつれ流滴剤効果が落ち、表面に水滴をつくってしまいますが「カラぬーく」はすぐれた吸湿効果でボタ落ちすることはほとんどありません。サイドカーテンに使用したお客さまからは「作業時に服が濡れなくなった」と喜びの声もあがっています(写真1・2)(第2図)

高い保温性

保温性を測定する方法に熱貫流率測定があります。熱エネルギーが素材を通過するエネルギー量を測定する方法ですが、その通過するエネルギーの値が低いほど、保温力が高いことを意味します。

「カラぬーく」は一般に使用されている農業用被覆資材と比較しても、高い保温力をもっていて、農ビ100μの4分の1の厚み、25μ品とほぼ同等の熱貫流率に値しています(第3図)

また、香川県農業試験場での実証比較試験でも、農PO75μとの比較で燃料費を14.4%削減できたという結果が得られました(第4図)

すぐれた透光性

「カラぬーく」の光線透過率は紫外線領域の320nm~400nmで、約85%です。光合成に最も必要な400nm~700nmでは、約90%透光率を有します(第5図)

また、製品の吸湿特性上表面に水滴がつきにくいため、光線透過率が落ちることはほとんどありません。そのため、植物の生育に大切な明け方の光を十分に取り込むことができます(第6図)

取り扱いの注意点
「カラぬーく」は素材の特性上、吸湿・乾燥を繰り返すことで収縮するので、規格を決める際は十分な余尺をみて決める必要があります。現在使用しているカーテンに対し、幅方向8%・長さ5%の余尺をみてください。
また、巻き上げ収納などの場合、「カラぬーく」を濡れた状態で巻き上げたまま乾燥させるとくっつく場合があるので、乾いた状態での収納をおすすめします。
「カラぬ~く」の種類
「カラぬーく」は、現在3つの種類からお選びいただけます。●「カラぬーく」14μ品(透明)●より高い保温性を求めるなら25μ品(透明)

●遮光と保温を兼ね備えたフルシーズンで使用可能な「ホワイトカラぬーく」(遮光率60%)
※水たまりが気になる方は別途水抜き加工もできます。


今までの農業用被覆素材の概念とはまったく違うフィルムの「カラぬーく」。使用方法をしっかり確認しご使用いただければ、きっとお役に立てることと思います。


タキイ種苗株式会社

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