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ブリーダーから春のプレゼンテーション-ピーマン

栽培スキルアップ
■播種から育苗期
 露地栽培での播種時期は、定植時期の5月上中旬より約65日さかのぼった3月上旬ごろです。128穴か200穴のセルトレイを用意し、タキイの「たねまき培土」などの市販の専用培土に播種します。発芽するまでは地温を昼夜とも25~30℃で乾燥しないよう管理し、順調にいけば播種後6~7日で発芽がそろいます。
 本葉3枚目が展開し始めたら12cmポットに移植します。タキイの「育苗培土」は肥料のバランスがよく、肥効も長いのでおすすめです。
 育苗には時間と専門的な技術を要しますので、初心者の方はポット苗を購入するのもよいでしょう。ホームセンターなどで購入する場合は、品種名を確認し、生育のよい苗を選びます。具体的には「葉が黄色くなっていない」「枝が太く、がっちりしている」ことを確認し購入します。
■圃場づくり
 ピーマン類は浅根性で過湿や乾燥が苦手なので、保水性と通気性のバランスのよい畑づくりを心掛けます。畑には完熟堆肥を10㎡当たり約20kgと苦土石灰600g程度、チッソ:リン酸:カリは成分量で200g:300g:200gを目安に施します。
■定植
 定植適期は遅霜の心配がなくなったころです。定植適期苗は1番花の蕾が膨らんだころですが、若苗しか手に入らなかった場合、そのまま育苗を続けるよりも、やや若くても早めに定植するのがよいでしょう(第1図)。
■追肥・潅水が遅れないように
 1番果が膨らみきったころから追肥をします。2週間に1回、粒状肥料軽くひと握りを、3株に分け株元から20~30cm離して施します。
 また、ピーマン類は乾燥に弱いので、梅雨が明けて高温乾燥期を迎えたらこまめに潅水します。追肥・潅水が遅れると草勢が低下し、枝伸びや果実の肥大が鈍くなって、収量が低下するので注意してください。枝が垂れる前にあらかじめ支柱などを用いて誘引してやります(第2図)。
■収穫
 未熟果を収穫するタイプの品種は、できるだけ収穫をこまめに行います。理想は2~3日おきです。収穫が遅れ大きな果実をならせてしまうと、草勢が低下し収穫量が激減するので注意します。「ピー太郎」は成熟直前には糖度が高まり、果面にヒビが発生します。ヒビがおいしさのサインですのでそれを目安に収穫します。
●ピーマン(育苗)耕種基準
畝幅(cm) 150
条数(条) 1
株間(cm) 45

※表示の耕種基準は目安としてご利用ください。

【ブリーダーからプレゼンテーション!】
■直売所出荷の方に
 ひと口にピーマンの仲間といっても、小型のシシトウから完熟出荷のパプリカ、細長い甘長トウガラシまで大小さまざまなタイプがあり、用途によって使い分けられています。その中でも直売所出荷向けには、食味を重視したあ品種選定をおすすめします。
甘とう美人」は京野菜の「万願寺とうがらし」タイプのF1品種です。風味豊かで、素焼きや油で炒めて醤油で味付けをすると絶品です。栽培面では、低温期からの着果がよく分枝性にすぐれるため、初期から収量が多いという特長があります。草勢も強めで枝が立性なため、誘引などの栽培管理が必要です。水を切らしてしまうと、辛味果が発生するので注意が必要です。
ししとう」「伏見甘長」は、果実は小さいものの、着果数が多く、毎日収穫できるため直売所向けとして重宝します。
フルーピーレッドEX」は果面のヒビ発生のごく少ない、秀品率の高い赤色パプリカです。果実の大きさは約120gのベル形で、よくそろいます。「フルーピーイエロー」は「フルーピーレッドEX」と同様、120g程度の黄色パプリカです。「フルーピーレッドEX」「フルーピーイエロー」ともに、緑色の幼果で収穫しても、肉厚で食味にすぐれます。両品種は栽培特性や果実形質がよく似ているため、赤、黄、そして幼果どりの緑色の3色セットでの販売も可能です。
■自家菜園の方に
  自家菜園での栽培しやすさで選ぶなら、定番品種の「京みどり」がおすすめです。草姿が立性で枝が垂れにくく、囲い込みやネット誘引など簡単な方法で誘引ができます。
 中獅子タイプの「エース」「ニューエース」は極早生で早くから収穫ができる栽培しやすい品種です。中型ピーマンよりも肉厚で大きく、食べ応え十分です。
■女性や年配の方に
 こどもピーマン「ピー太郎」はすぐれた食味と豊富な栄養価が特長の品種です。果肉が厚くジューシーで、苦味成分がピーマンよりも少なく、子どもでも食べやすいおいしい品種です。また、従来のピーマンと比較して、抗酸化作用などをもつ機能性成分のカロテンを約2倍含みます。
 草勢は強く枝太で、やや大葉。枝野日がよく、夏秋栽培に最適です。果実の大きさは40g程度で、果面はスムーズ、果色は濃緑色で果ぞろいのよい品種です。収穫の目安は、果面に少しヒビが発生したころです。
【資材の活用】
~雨よけ資材で果実の腐敗を防ぐ~

 「フルーピーレッドEX」「フルーピーイエロー」などの完熟収穫タイプを露地で栽培する場合、開花から着色まで2カ月近くかかります。その間の降雨や泥はねによる果実の腐敗が問題になります。「雨&虫ダブルガード」などの簡易的な雨よけ資材を活用することで、果実に雨が当たることがなく、腐敗を減らすことができます。また、「雨&虫ダブルガード」は開閉式のネットハウスになっておりますので、果実を食い荒らすオオタバコガなどの予防が可能です。


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