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マルチ大麦「てまいらず」の利用

 
はじめに
カネコ種苗(株)では、リビングマルチ栽培に最適な麦として「てまいらず」「百万石」「マルチムギ」の3品種を市販しております。いずれの品種も春播きすると出穂せず、ひざ下くらいの草丈で生育が止まり、自然に枯死するというユニークな特性から、全国各地で広く利用いただいております。
リビングマルチ栽培は、雑草抑制や乾燥防止に加え、野菜の害虫被害軽減効果があり、近年ますます利用場面が拡大しております。今回、「てまいらず」にキタネグサレセンチュウ密度低減効果があることが明らかとなり、リビングマルチ利用に限らず今後さらなる用途拡大が期待されますので、改めてその特性と活かし方を紹介いたします。
 
新たにキタネグサレセンチュウ密度低減効果を確認
キタネグサレセンチュウ密度を抑制する緑肥作物としては、エンバク「ニューオーツ」「ソイルセイバー」が広く知られていますが、今回「てまいらず」についても「ニューオーツ」と同等のキタネグサレセンチュウ密度低減効果があることを確認しました。

 
リビングマルチ栽培の効果
「てまいらず」は発芽初期生育成が非常に早く、早期に土壌を被覆することから、雑草の発生を抑制します。被覆後は、敷きわら的効果で、地温抑制や乾燥防止効果があります。また、根は地下50cm程度まで届き、排水性と通気性の改善に効果があります。
「百万石」は「てまいらず」より10日程度枯死するのが早いため、生育競合が心配されるネギ等での利用がおすすめです。「マルチムギ」は最も枯れにくいため、果菜類の通路等での利用がおすすめです。
 
「てまいらず」の緑肥としての効果
「てまいらず」は春播きの場合、最大で生草2t/10aの有機物補給効果があります。エンバク等に比べると約半分ですが、草丈が低い分、すき込みがしやすく分解が早いため、後作物への影響が少ないです。
9月以降の播種も可能で、枯死はしませんが草丈低く、すき込みが楽に行え、年内にすき込まない場合はそのまま越冬させることも可能です。翌年の5月頃には穂が出ますが、麦類の中では最も出穂が遅いため、作業を余裕持って行えます。いずれの場合もキタネグサレセンチュウ抑制効果が期待できます。

一方、「てまいらず」は一部地域において問題となっている黒斑細菌病の病原菌(P.syringae(cannabina)pv.alisalensis)に罹病せず、アブラナ科野菜の輪作・休閑緑肥として安心して利用できます。
 
今後の新たな利用方法の可能性
キタネグサレセンチュウは、根菜類への被害が甚大で、商品価値の低下を招くことから、産地において問題となっております。従来は、輪作体系に「ニューオーツ」などを導入することが多く行われてきましたが、「てまいらず」を利用したリビングマルチ栽培でもキタネグサレセンチュウ被害を軽減することが期待されます。カネコ種苗(株)くにさだ農場では、ニンジンの畝間に「てまいらず」を導入する試験を行いました。その結果、ニンジンの生育には全く問題はなく、高収量・高品質のニンジンが収穫できました。今後さらに詳細な調査を行う予定です。
 
詳しくは
「てまいらず」に関しては、特性と利用方法をまとめたリーフレットがございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


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