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 HOME葉茎類>キャベツについて
キャベツについて

キャベツ一般的には涼しい気候を好みますが、温度の適応範囲は広く、日本ではどこでも生育します。また、各作期に適した品種の改良も進んでおり、春まき、夏まき、秋まきが可能になっています。
夏まき栽培は早生から晩生の品種を使い分けることによって、初秋から冬にかけて収穫することができます。秋にまいて翌春収穫する秋まき栽培は、品質が良く、結球もしっかりしたものが収穫できます。春まき栽培は早まきほど育苗に加温や保湿が必要となり、また後半は気温が高くなるために病虫害も多く発生するので注意が必要です。いずれの栽培においても極端な早まきや遅まきを避け、その地域に合った栽培時期を守ることが大切です。

ポイント
●キャベツの種類

1)ボール系
丸玉種で極早生種が多い。春の早まきに特性を発揮する。
2)サワー系
葉質の柔らかい種類で、サラダなどに向く。早生種が多い。
3)寒玉系(夏秋タイプ)
やや扁平では質のやや硬いタイプが多い。耐暑性が強く作りやすい。
4)寒玉系(冬穫タイプ)
耐寒性が強く、葉質は硬くて冬栽培に向く。晩生種が多い。


1)良苗の育成
苗で収量の50%が決まります。
2)初期生育の確保
本畑の土作りとスムーズな活着が重要です。
3)病害虫対策


育て方のカギ

・連作をしない
・秋まきが作りやすいが、早まきはトウ立ちの危険
・肥沃地で作る


育て方
1.種まき

キャベツの苗づくりは本場2〜3枚で仮植えする方法と定植まで同一床で育てる無仮植育苗とがあります。
無仮植育苗では、種まき条間を12cmと広くし薄まきにします。
仮植育苗では条間8cmで条まきにします。庭先で手軽に作るのには箱まきがよいでしょう。

[無仮植]
溝をつけて1cm間隔くらいに種をまき、覆土する
無仮植
[仮植育苗]
育苗箱にまき、本葉2枚のころポリ鉢に移植
仮植

2.育苗管理
無仮植育苗では本葉2枚までに12cm間隔に間引きします。
仮植育苗では、本葉2〜3枚時にポリポットに仮植します。夏まきでは寒冷紗等でトンネルにしてやることが大切です。
[真夏の育苗]夏キャベツの育て方
夏キャベツ

3.畑作りと植付け

元肥として3.3平方メートル当り堆肥10kg、苦土石灰300g、化成肥料300gを全面に施し良く耕しておきます。植付け苗は春、夏まきで5〜6枚、秋まきで7〜8枚の時、うね幅60cm、株間40cmに根をよく拡げて株元がやや高くなるように植付けます。

 注意点
●秋まきの注意点
最も作りやすいのは秋まき春どり栽培です。しかし秋に早まきし冬までに苗が大きくなりすぎると(本葉15枚以上)トウ立ちしたりチャボ玉になる危険性があるため適期にまくことが大切です。
 【早まき】
早まきをして、冬が来る前に葉数15枚以上の大株にしてしまうとトウ立ちする
 【適期まき】
適期まきをし、小苗で冬越しさせるのが良い。
 【遅まき】
遅まきしすぎると収穫期が高温となり、病虫害が多く発生しやすくなる。

病害虫対策
■根コブ病

アブラナ科作物以外との輪作、酸性土壌の矯正、排水条件の整備などで対応します。ネビジン・フロンサイドなど。

■ベト病

育苗時に出やすいので湿気を溜めないようにして下さい。ダニコール・銅剤など。

■黒腐病

夏から秋に雨が多いときに出やすい病気です。銅剤など。

■株腐病

夏の高温多湿時に収穫する作型で多く発生します。リゾレックス・バリダシン・モンカットなど

■コナガ

薬剤に対する抵抗性が発達しやすい害虫なので、スピノエース・アファーム・コテツ・モスピラン・BT剤などの作用性の異なる殺虫剤のローテーション散布をしてください。

■アオムシ・ヨトウムシ

コナガ用の薬剤の他、オルトラン・アタブロン・ハクサップなど。

■アブラムシ

アドマイヤー・モスピランなど。



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